2008年11月13日

社会保険記録の遡及改ざん

年金問題:厚生年金記録改ざん
埼玉・春日部社保事務所、台帳に「レセプトOK」

 ◇隠ぺい情報、組織で共有
 厚生年金をさかのぼって脱退させる遡及(そきゅう)脱退を隠すため、社会保険事務所で健康保険の診療報酬明細書(レセプト)が抜き取られていた問題で、春日部社保事務所(埼玉)が脱退させた女性の被保険者台帳に「レセプトOKで処理」との記載があることが分かった。無資格受診となる遡及期間に、本人に医療費返還を求めなかったことを示す記載という。レセプトの不正工作を示す証拠が見つかったのは初めて。

 総務省年金記録確認埼玉地方第三者委が、埼玉県に住む女性(66)の厚生年金記録を審査する過程で見つかった。女性は84年2月まで県内の建材メーカーに勤め、保険料を納めたと主張。第三者委の調査で、社保事務所が84年3月、厚生年金を83年10月末に遡及して脱退させる処理をしていたことが分かった。女性は脱退後、保険料も政府管掌健康保険の保険料も支払っていないことになっていた。

 しかし、女性の被保険者台帳には、健康保険証の返納時期が84年3月14日と記載され、備考欄に「レセプト10〜2月分までOKで処理」と書かれていた。遡及脱退期間中に女性が無効となった保険証を使って医療機関を受診しても、発覚しないように処理していたとみられる。社保事務所は第三者委に、「医療費を返還請求しなくてもよい」という処理を事務所ぐるみでしていたことを認め、「不適正な処理だった」と述べた。

 こうした調査から第三者委は、女性が遡及期間も健保と共に年金保険料も納めていたと判断し、6月に記録訂正を認めた。この会社では、女性以外の従業員10人全員の台帳にも同じ記載があった。

 第三者委は「備考欄の記載は、無資格となることをあえて本人に知らせなかったことを示す。遡及脱退した処理自体に合理的理由はない」と指摘する。埼玉社会保険事務局は「なぜそうした処理をしたのか、他に同様のケースがあるかは分からない」と話している。社保庁年金保険課は「事実関係を詳しく調べる必要がある」とだけ述べた。

こりゃイカンでしょ〜。資格喪失したことが本人にバレないようにするために、無効になったはずの健康保険証は有効扱いにしておけ、ってことでしょ。資格喪失したのに健康保険証が有効というのも変だし、そもそも資格喪失自体がダメじゃないか。

とは言っても、当時はこのような杜撰なことを平気でやっていた時代だったわけで、今であればふざけるなという話でも、あの時代はおおらかだった(おおらかすぎた?)わけですよ。四半世紀前の社会通念で考えなくては理解できない部分もあるかと思います。

第三者委員会というのは、年金記録をサルベージする仕事が中心になるわけですが、やっていることは殆ど探偵と一緒ですよね。相談者の悩みや愚痴を聞いて、ひたすらデスクワークで調査をする…処理件数のノルマにひたすら追われて、ストレスが溜まる職場だと聞いています。参加されている仲間の社労士方は大丈夫なのかなぁ?

posted by chu_san at 01:00| 埼玉 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 年金相談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めてコメします。あみcタメ口大丈夫ですか?これから、質問もしたいんですけど、質問おkですか??お友達になってくれると、とってもうれしいです!!
Posted by 中田ヤスタカ きゃりー at 2013年06月13日 19:16
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